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建築の仲間数人が毎月集い、テーマを決めて勉強会のようなものを行っています。建築数人会と呼んでいます。
2004.2005年は「未来の建築」をテーマに話し合いを続けました。 当初は未来の建築を予想したり、未来の建築を具体的に描いたりしていましたが、次第に自分の設計姿勢を自省し、建築をめぐる思考へと変化してゆきました。
未来にまなざしを向けるということは、結局、自らの足元を見つめなおすということのようです。
文章化していくことによって、これまでぼんやりと思っていたことが、少しははっきりと意識できるようになったことは収穫だったように思います。
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2006.2007年の建築数人会のテーマは「都市に向けて」ということになりました。
私達が学生の頃は、建築の集合として都市が存在するのではなく、都市の論理の帰結として建築は存在するべきだという考えが主流だったように思います。 にもかかわらず、明確な都市の理論を持つことなく建築をつくり続けて来た負い目のようなものがあり、そのことがこのテーマに決まった理由のような気がします。
いざ勉強会をスタートさせてみると、私達がいかに「都市」を不得手としているかを実感することとなりました。日々めまぐるしく変化してゆく社会を、ただ手をこまねいて見ているだけという状況の中で、このテーマ「都市に向けて」は、今後もより重要なものとならなければいけないと実感しています。
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