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ここに掲載した文章は
建築数人会2001展「住宅/NEXT」
に向けて執筆した文章です。
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建築数人会 20000805 仮説1 住宅は仮説である。 住宅は、家族・生活・行為の器である。 実体のあるものをいれる鞄や瓶とは異なり、住宅では家族像や生活イメージが形態をつくっていく。 建築数人会 20000909 仮説2 住まいは、ハードとソフトの織りなす綾である。 ハード・・・・・材料、工法、構造、風、気温、光、機能(浴室、トイレ、キッチンetc.) ソフト ・・・・・家族、社会、個人、エコロジィ、環境、情報、ライフスタイル、美 住宅は、これらすべてを包括したものであるが、何かを特化することで、 建築数人会 20001028 仮説3 ハード優先の住まいは、単純・簡単・素朴な家である。 単純・・・・・構造優先の単純な構成 時代や社会の変化によって、変化しやすいソフトの面を対象とせず、ハードが決定する住宅像である。 建築数人会 20001125 仮説4 室内環境の解決から生まれる住まいは、ダブルスキンの家である。 日本の民家はハードの解決であった。
ハードの要素のうち、雨・風・光等に対する室内環境の保持をテーマとしたとき、一つの解決が生まれる。 建築数人会 20001215 仮説5 ソフトを考慮しない住まいは、機能が並列された家である。
“間取り”は、ソフトの解決の結果として生まれるが、ソフトを意識せず、機能にだけ注目すると、 建築数人会 20010120 仮説6 単純・簡単・素朴、ダブルスキン、スーパーフラットファンクション
これまでの仮説の延長上に浮かび上がる一つの解決。増減自在、使わない時はコンパクトに収納できるのも楽しい。 建築数人会 20010203 仮説7 単純・簡単・素朴、ダブルスキン、スーパーフラットファンクションの家の
敷地を与えられ、現実化、立体化した場合の一つの解決。床や外壁の設置・撤去により 建築数人会 20010303 仮説8 住宅は小さな都市、都市は大きな住宅である
仮説による住まいの構築と同じように、都市に向けても、新たな都市像を描き続けることが大切ではないだろうか。 建築数人会 20010320 仮説9 住宅は意志である。 住宅は仮説から導き出される結果にちがいないと思うが、仮設自体は“意志”そのものである。 何が混迷しているのかと問い直したとき、色々な価値観が混在しているのではなく、価値観そのものの不在に気が付く。
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